19/11/2018

液タブXP-Pen Artist22E ProとWacom Cintiq 22HDの違いを徹底比較!Artist 22E Proを買ってみた直後の感想

初めはXP-Pen Artist 12液晶タブレットを買うつもりでしたが、アウトレットの価格を見たら少しの差ならArtist 22E Pro を買おうかと考えたのと、やはり絵を描くのは大きな画面が魅力的だったのでこちらにしました。少しの差とは言え、安い買い物ではありませんが、お値段以上の価値あります。本当にXP-Penを買って心から良かったです!

値段が安い・画面サイズが大きい液タブを探しているならXP-Penをおすすめします。

XP-Pen Artist 22E Proは21.5インチで大きさは十分あります。ディスプレイサイズが大きいということは作業範囲が広がるので手を置くスペースも確保しやすいです。サイズが大きいものは価格も比例して高くなりがちですが、 Artist 22E Proは値段も安いです。

ただ、21.5インチが大きすぎて使いづらい場合もあるかもしれません。その場合は他のXP-Pen製品でサイズの小さい液タブを選んでみてください。これからデジタルイラスト制作をはじめる初心者も選びやすいメーカーだと思います。

XP-Pen社が製造する液晶ペンタブレットArtist 22E Proは、比較的安価で、描画性能もすぐれていることが好評です。クリエイティブに適したソフトウェアをいつでもどこでも利用でき、アーティスト、デザイナーの日々のクリエイティブワークをサポートするツールです。イラストレーション、コミック、アニメーション、デザインなど幅広いクリエイティブワークのサポート。

XP-Pen は中国深センに本社を置くペンタブレット、液晶ペンタブレットメーカー。2005年に創業。中国や国外では同中国ペンタブレットメーカーのUgeeと並んで有名なメーカーだ。ワコムと比べると格安価格で提供しており一定の支持を得ている。

液晶ペンタブレットとは

液晶ペンタブレットとは、紙に直接イラストを描くのと同様に、ディスプレイ画面に直接ペンでイラストを描くことができるタブレットをいいます。液晶ペンタブレットは、一昔前に誰もが使用していたペンタブレットと違って、描く場所と見る場所に違いがないので、初めてデジタルイラストを描く方にも使いやすいといえます。

液晶ペンタブレットの使いやすさは、描画性能やディスプレイのサイズなどによって違いますし、製造メーカーによっても特色があるので、自分のニーズに合うモデルの液晶ペンタブレットを購入するようにしましょう。

ペンタブレットの種類

ペンタブレット

ペンタブレットとは、ペンを使って描いたイラストが、パソコンなどのモニターに映し出されるタブレットのことをいいます。ペンタブレットは紙に描くのと違って、描いた場所に直接絵が現れるわけではないので、慣れるまでは少し時間が必要でしょう。

ペンタブレットは、後述する「液晶ペンタブレット」や「OS搭載液晶ペンタブレット」と比較すると、価格が安い傾向があるので、費用を抑えたい方にはおすすめです。

液晶ペンタブレット

液晶ペンタブレットは、ペンタブレットとは違って、ペンで描いたイラストが直接画面に現れてくれるので、初めてデジタルイラストを描く方でも使いやすいでしょう。液晶ペンタブレットは、ハイスペックな高級機になればなるほど、紙に描くような自然な感覚で絵を描くことができるので、費用に余裕のある方は、ある程度のスペックを備えたモデルがおすすめです。

液晶ペンタブレットの注目したい機能・性能

筆圧感知機能

通常のタブレットのように「静電気方式タッチパネル」で作られているタブレットは、タッチペンを使用する場合にも、筆圧感知もできず応答速度も遅いので向いていません。

紙にペンで描くような感覚で、液晶画面にイラストを描きたい方は、筆圧感知機能が必須となります。ペンの圧力を読み取って、線の太さや濃さを表現できる筆圧感知機能は、ペンの使用中に指や手が触れてもペン入力のみが優先されるので、液晶ペンタブレットでの描画に最適です。

ディスプレイ角度調整機能

液晶ペンタブレットには、チルド機能や回転機能のあるスタンドが付属していることが多く、液晶ペンタブレットのディスプレイ角度を調整できるモデルがあります。液晶ペンタブレットを平面で使用する方には必要ありませんが、自分の使いやすい角度でイラストを描きたい方は、スタンドが付属しているモデルを選びましょう。

また、液晶ペンタブレットにスタンドが付属しているモデルでも、角度や回転の調整が何段階できるかはモデルによって違ってくるので、自分の使用目的や環境に合うモデルを選択するようにしましょう。

液晶ペンタブレットのメリット

見る場所と描く場所が同じ

液晶ペンタブレットはディスプレイを見ながら、ディスプレイに直接描くことができるという大きなメリットを持っています。液晶ペンタブレットを使用することで、思ったところに思ったような線をを描くことが容易になるので、訂正する回数も減りますし、作業効率の向上にも繋がるでしょう。

液晶ペンタブレットは、デジタル描画が初めてといった方にも入りやすく、慣れるまでの時間も短くて済むでしょう。

液タブはどんな人に向いている?

板タブを使っているけど操作がうまくいかない人は非常に多いです。モニターを見ながら描くので上達するまで時間が掛かります。私の知り合いにも板タブに慣れなくて挫折した人がいますが、液タブに切り替えて絵を描くのを再開していました。

液タブのいいところは、板タブと比べて線を引きやすいことだと思います。液晶画面なので紙に線を引く感覚というと語弊がありますが、直接モニターを見て描画できるので、作業はアナログと全く同じです。

そのため、紙に絵を描いてきた人は液タブの方が使いやすいと思います。またデジタル制作したいけど板タブレットは合わなかった人も液タブならやりやすいかもしれません。

ペンタブレットとしても使える

液晶ペンタブレットは、ディスプレイに直接絵を描くことができるのがメリットですが、ペンタブレットと同じようにパソコンなどに接続して使用することも可能です。液晶ペンタブレットのディス王令よりも、大きなサイズのディスプレイにイラストを表示させることができますし、これまでペンタブレットを使用していた方でも使いやすく感じられるでしょう。

液晶ペンタブレットのデメリット

目とディスプレイの距離が近くなるので疲れやすい
・液晶モニターの発熱により手汗をかきやすい
・大きい製品は置く場所をとる
・板タブレットと比べて、モニターも兼用しているので故障に対応するのが難しい
ペンタブレットよりも高い
液晶ペンタブレットのデメリットとしては、ペンタブレットに比べて価格が高いことがあげられます。デジタル描画デビューをしたい初心者の方にとって、初期費用が大きくかかることは、購入をためらわせがちです。

液タブの価格帯

液タブの値段は、性能・サイズ・メーカーで違います。

最近販売されているメーカーを見てみると、中国メーカーの登場で液タブは予算がない人でも手を出しやすい値段になってきました。
21.5インチの液タブが6.5万円程度で購入できるというのは驚きだ。セールページへのリンクがこちら。

XP-Pen Artist 22E Proストアの商品ページ : https://www.storexppen.com/buy/61.html

6.5万円台でArist22E Proインチの液タブが買えるのだ。発送元は中国となるが送料も日本までで約1400円と意外に安いのだ。

ネックは海外発送となるので到着まで国内よりも時間がかかる(3-8営業日)こと。それほど焦って購入する必要がない方はこちらの公式サイトサイトから購入するのがお得だ。

ではArtist 22E Proの液タブ詳細仕様などをチェックしてみよう。

XP-Penサイトの製品説明ページより : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/343.html 。

XP-Pen Artist 22E Proインチ 仕様一覧

カラー:ブラック 
外形寸法:567×326×30 mm 
質量:約8.5kg(スタンドを含む) 
表示サイズ:21.5型 
液晶方式:IPS方式 
最大表示色:1677万色 
縦横比:16:9 
読取可能範囲:476.64×268.11mm 
入力信号:USB,VGA,DVI,HDMI
マルチタッチ機能:無 
筆圧レベル:8192レベル 
ペン読取可能高さ:15mm
ペン読取精度:±0.25mm
替え芯:芯8本
読取分解能:最高0.005mm 
ファンクションキー:16個(設定可能) 
トラックパッド:2個 
スタンド機構:回転角度±180°、チルト角度15°~85° 
付属接続ケーブル:USB,VGA,DVI
USBハブ:USB 2.0×1 
消費電力:45W以下(通常時)/0.5W以下(スタンバイ/サスペンド時)/0.5W以下(オフモード) 
対応システム: Windows10/8/7(最新のSP)(64bit版を含む) 、Mac OS X 10.10以降

早速開封!あらやだ、見た目がちょっとカッコイイ

それでは早速開封していきましょー!パッケージはいたって普通です。パッケージ裏面に対応環境がチラッと描かれていました。最新の『Windows10』だけでなく、Macにも対応しているようです。

パッケージを開けるとこんな感じで製品が見えました。

タブレット本体は簡易的な包装でした。タブレットの下に様々な付属品が入っているようです。ちょっとApple製品の梱包方法に似ていますね。

P02S充電用筆圧ペン、充電ペン用ケーブル、2本指グローブ、VGAケーブル、USBケーブル、HDMIケーブル、Mini Displayポート-HDMI変換アダプター、クリーニングクロス .

根性を伴う設置作業!

とにもかくにも肝に銘じていただきたい、でかい、いや巨大です! サイズは22インチながら 一般的な24インチ液晶モニターよりも大きいです。事前にデスクサイズをきちんと測らないと置けない可能性が大なのでご注意を。 では早速設置してみます。

設置時の破損も十分ありえるので、できるならば二人で設置することをオススメします。

想像力を存分に発揮できるエルゴノミクス設計

P02Sペン&クリエイティブタブレット

右利き、左利きどちらにも対応したエルゴノミクス設計のクリエイティブタブレットと、持ちやすさを追求したソフトグリップのペンが快適な作業環境を提供します。

液晶ディスプレイとして

液晶サイズは21.5インチ。実際に使用するとこのくらいの大きさだ。さらに注目なのが解像度。フルHD(1920×1080)と現時点でスタンダードな解像度表示が可能。多くのノートパソコンなどとアスペクト比も同じなのでミラーリング、複製表示にしても画面いっぱいに表示できる。さらにスタンドも付属されている。こちらも水平に近い角度まで調整可能だ。単純に画面が大きいってのもありますが、細かい作業が楽しいくらいサクッとできるようになりました。

そしてXP-Pen Artist 22E ProはIPS液晶となっている。視野角が広く垂直、水平ともに178度と現時点でのワコムの最新機種と同じ高レベルの表示が可能だ。この価格設定でIPS液晶を搭載しているのは驚きだ。視野角が原因でストレスを感じることはないだろう。

液晶ペンタブレットのディスプレイにどれだけ正確な色を描写できるかを表す数値を、Adobe RGBカバー率といいます。液晶ペンタブレットのAdobe RGBカバー率が高ければ高いほど、精細な色の表現が可能になるので、描画のクオリティを上げたい方は注意しましょう。液晶ペンタブレットのAdobe RGBカバー率は、印刷する前提であれば90%以上、快適な使用感を得たければ75%以上のモデルを選択しましょう。。21.5インチモデルではAdobe® RGBカバー率77%~82%の色域で、微妙な陰影も正確に再現します。表示可能色数の1670 万色を液晶で美しく鮮やかな色表現が可能です。

優れたディスプレイ効果:266PPS のレポート率と 5080LPI の解像度により、描画反応速度を劇的に向上されています。

また、液晶ペンタブレットという製品であるため、液晶の前にガラスが貼られています。
このガラスの表面処理のせいか、非常にギラついています。

Artist 22E Proは、アンチグレアスクリーン保護フィルムを装着した状態で販売されている液晶ペンタブレトです。

そだ、保護シートに関する助言を付しておきますと、液晶保護シートは21.5インチ用のワンサイズ大きいやつを買った方が無難です。無論モニター部分から大きくはみ出るものの、黒い枠の部分には余裕で収まりますので。キワどい。手厚く手広く保護ってあげましょう。

それと、映りこみ軽減を着実に狙うならノングレア(アンチグレア)タイプのマットな質感のものを。目的や好みにもよりますが、クリアでつるっとした光沢タイプは反射しますので避けたほうがよいかもしれません。22E Proはたまげるほど超くっきりはっきり画質なので、マット質感で若干ボヤァ・・・。

角度による見え方の違いもない。そしてArtist22E Proは液晶の色温度や、カラー設定、画面明るさ等が液晶側で調整可能。ある程度の色味の違いであれば自分の好みで調整できるのも強みだ。

クリエイティブタブレットとしての要求に対応

液晶ペンタブレットには必須の機能ともいえる筆圧感知機能には、性能に応じて段階があります。液晶ペンタブレットに搭載されている、線の太さや濃淡を表現する筆圧感知機能は、読み取る筆圧のレベルを数値で表しており、2,048~4,096段階が主となっています。

ペンで紙に描くように自然な描き心地を実現する新しいPen P02Sを採用。8192レベルの筆圧に対応し、繊細な表現も大胆な筆跡も表現が可能となります。ペンの反応速度はワコムと比べてもそん色がない。また、あらゆる筆跡をより正確に、快適に表現することができます。この数値は現在の筆圧レベルでも最高レベルだと思います。

人間工学に基づいたデザインで、ペン充電式だが2本付属しているので全く問題なかった。非常に軽量なバッテリーですが、数時間の連続使用が可能です。

液タブでもペンタブでも、ペン先をタブレットにあてて滑らせるのは変わりありません。ペンタブレットのペン芯(ペン先)は、通常の使用で磨耗します。筆圧をかけすぎると磨耗が早まります。長期間使っていると、摩擦によってペン先が削れていきます。ペン先が短く(1ミリ以下)なったり、平らになった場合には、芯を交換してください。付属のペン立ての中にペン替え芯が8本と芯抜きが入っている。

芯交換の目安

芯抜き、ピンセット、毛抜きなどで古くなった芯をつかんで、ペンからまっすぐに引き抜きます。新しい芯の先を、ペンの軸にまっすぐに差し込みます。芯が止まるまでしっかり差し込んでください。

カスタマイズ可能なショートカット

作業領域の右左に各8個のショートカットキーがあります。Artist 22E Proは好みに合わせてカスタマイズ可能。ファンクションキー、サイドスイッチ、オンスクリーンコントロールをカスタマイズして、自分のスタイルに適したショートカットを作成し活用できます。

XP-Pen Artist 22E Proインターフェイス:VGA,DVI,HDMI

インターフェイスはHDMIも搭載されている。他にもDVI,VGAも対応しているので対応範囲は広い。変換ポートを購入する必要がないのでコストパフォーマンスはさらに良くなる。

液タブとパソコン間をUSBとHDMIケーブルで接続するのだけど、HDMIの出力端子が無い古いパソコンやモバイルノートなどは、別途、変換アダプタ(USBポートからHDMIディスプレイを繋ぐ為の変換アダプタ)を買う必要がある。

接続については付属の説明書に簡単に書いてあるけど、少しだけ補足。(説明書の絵がノートパソコンなのは時代なのか)。

HDMIケーブルはパソコンから、液晶タブレットに映像を送る。
USBケーブルは、液タブから、操作入力を送るケーブル。(マウスやキーボードなどと一緒)。

液晶ペンタブレットは、パソコンへの操作入力(USB)とパソコンからの映像出力(HDMI)を同時に行える端末という事。

XP-Pen Artist 22E Proインチスタンド:可変式のものが付属

21.5インチともなるとスタンドは必須だ。こちらは付属されるので安心。機器の上部の留め金を引き上

げて角度を変えることができる。

スタンドは発送された時点ですでに装着されている。角度可変式で15度から85度まで調節可能。鉄素材で描画している手に多少力が加わってもぐらつくことのないしっかりとしたつくりだ。

【XP-Pen】ドライバはインストールも設定方法も難しくない!

ペンタブを使う為にはドライバのインストールが必須なので、ここを突破できなければまともに使うことすらできません。

まずドライバをインストールする為には、ドライバが入っているファイルをダウンロードする必要があるので、ドライバをインストールしたいPCで作業してください。

ではドライバを探していきましょう。以下のリンクへアクセスしてください。

https://www.xp-pen.jp/download/index.html

以下のようなページになるので、自分が「購入したペンタブの型」と「PCのOS」を選択しましょう。

ダウンロードが完了したら起動し、インストールを済ませてください。

XP-Penのドライバをインストールした後は「PCの再起動」が必要になります。

事前に使っていないアプリケーションは終了させておきましょう。

PCを再起動し、ドライバのインストールが完了したらペンタブが反応するようになると思います。

タブレット

ペンタブについている物理的なボタンに割り当てるキーを指定できます。

commandキーやoptionキーなどを4つのボタンに割り当てる事でキーボードを使わなくても簡単なコマンドなら実行できます。

イラストツールで「ペン」のショートカットなどを入れておくと便利かもしれません。

ペン

ペンタブに付属している「ペン」のボタンや筆圧レベルなどを設定できます。

私はペンのボタンに「消しゴム」を割り当てて使っています。

また、ペン先の感触を変更する事で弱い筆圧でも太い線を引けたり、その逆もできるようになります。

マッピング

ペンタブの位置に対して、

PCのウィンドウ内のどこにマウスカーソルを移動するか設定します。

この設定は初めの内は慣れないかもしれませんが、ペンタブの左角にペンを持っていくとPCのカーソルも左上に移動します。

セットアップでつまずいた場合はXP-PENのサポートへ連絡するのも手だ。対応の早さと丁寧さに定評があるのも人気の理由だ。

実際に描いてみての使用感レビュー

とにかく作業がはやくなった , 液タブにして何が一番感激したかって、作業効率の良さです。トレース、楽!!早い!狙ったところにピタっとペンがいってくれるので、多分トレースだけで言ったら作業効率3倍くらいになってます。とにかく楽ちん。

ちなみにArtist 22E Proはぐるぐると画面自体を物理的に回せますが、これも全く使ってません。

photoshopCS6に回転ビューツールっていうのがあって(以前からあったのかも)、それが便利すぎるので画面回したい時はそっち使ってます。

やはりショートカットを多用するのでキーボードは常に使いたかったし、結局寝かして使うと奥のほうが遠くて書きにくい・・・ということでこうなってます。

細かいところを描くときや画面下の方で描画する時はヒジをついちゃうんですが、これが思いの外ゴツゴツしてイタイんです。

しかしphotoshopはやっぱり線の入りと抜きがイマイチなので、 いままではsaiの補正機能(線をなめらかに補正してくれるスーパー機能)を多用してましたが、液タブ使ったら正確な線が引けるようになったので。

ディスプレイとしての使い心地

も、何ら問題ありません。(ちょっと不具合ありまして、それ以外は・・‥ )

結局輝度をイチイチ調整してなんていなくて、いつもわりと明るめで使っていますが目が特別疲れることもありません(個人差あると思いますが)
動画も普通に見てます。

まとめ

そんな感じで、使い勝手は大満足です。液タブ以外考えられないくらいです。
いまさら板タブでかけといわれたら辛い。。。

他にももしなにか「ここどうなの?」みたいなのがありましたら、コメントに書いていただだければ答えられる範囲でお答えしますー!

Artist 22E Pro 液晶タブレット買う時不安でさんざんググったんですよね・・‥
でもほとんど情報なくて困ったので(発売直後だから当然なのでしょうけど)、これから買う方に少しでも参考になればと思います。

まとめるとArtist 22E Proインチは「買い」か。XP-Penの最大のメリット・注目点ははやはり価格だろう。現時点で価格は7万円を切っている。ワコム22インチと比べるとほぼ3分の1。この価格差は無視できないポイントだ。

さらに安いがペンの描画能力は仕様や口コミを見ても高いことがわかる。液タブのカギになる正確な描画に関して高い評価を得ているのも注目だ。

ただ価格が4分の1だということを考えるとコストパフォーマンスは非常にいい。いや、良すぎる。初めて液タブを使い始める方で20万を超える製品は正直なかなか手が出ない。そんな方はまずXP-Penで初めて見るのがおすすめで「買い」の製品だといえそうだ。。

11:32 Publié dans Cinéma | Lien permanent | Commentaires (0)

07/11/2018

XP-Penの液タブ「Artist 15.6」を漫画家が使ってみた。ワコムCintiqの液タブと遜色なく使える

僕が液タブを購入した一番の理由は漫画制作のスピードUPです。

今までデジタルの漫画制作は板タブで作業していたのですが、どうしてもアナログで描いてる時より時間が掛かっていました。

その点、液晶タブレットだと画面に直接描く感覚で、アナログと同じように作業が出来るので、漫画制作のスピードUPに繋がると思い導入してみました。

ちなみに、僕が導入した液タブはXP-PenのArtist 15.6というモデルです。

XP-Penの液晶ペンタブレット... のArtist15.6 は15.6フルHD液晶で見やすく。サイズはW443×D280×H12.6mmです。

ペンは筆圧対応なので自分の字を画面に描いてオリジナルの文章を書くことができるのも魅力的です。

8192レベルもの筆圧でペンが傾いてもしっかりとタッチパネルが感知しますから文字がかすれることもなく、綺麗な文字を書くことができます。

エルゴノミクスデザインが特徴的なこの液晶ペンタブレットは素晴らしい色性能を誇ります。

ディスプレイ設定もあり、HDCP対応しています。

重量が2.68kgで15.6インチでArtist 15.6、フォトグラファーやアーティストで自然にペンで画面に書き込むことができます。

デザイナーなどのクリエイターも充実しています。

強弱のある文字を書き込むことができますし、濃淡のある文字も書くことができます。

XP-Penの液晶ペンタブレットは繊細なチップセンサーはタッチの文字を描けます。

キー操作も設定できますし、ショートカットの操作も設定できます。

対応OS: Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。対応ソフト:openCanvas、SAI、Clip Studio、Photoshop、illustrator、Zbrush、GIMP、CorelPainter等のソフトです。

付属品 : スタンド、P05パッシブペン、替え芯8本、3in1ケーブル、マニュアル、クリーニングクロス、HDMI Mac変換アダプターケーブル、二本指グローブす。

液タブを使うようになってから実際に作業スピードが上がったのか、それ以外の感想も含めてレビューしてみたいと思います。

リーズナブルな価格

本製品は、高機能な液晶ペンタブレットなので、多くの方たちは「高額な機種ではないのか」と心配になってしまったかもしれません。

所が、本製品は驚くべき事にリーズナブルな価格になっていて、XP-Penの公式ストアで買うのがやっぱり一番安心だ : https://www.storexppen.com/buy/51.html 。

実は、数多くある液晶ペンタブレットの中には、200,000円を超えてしまう機種はいくつもあります。

そのため、値段の安い液晶ペンタブレットを探している方にも、本製品はおすすめの液晶ペンタブレットです。

液タブを使ったら作業スピードUPした

液タブを使ってみた感想

結論を先に言いますと、液タブで漫画制作のスピードは速くなりました。

速くなった理由は主に、線画における作業時間の短縮です。
漫画制作で言うところの「ペン入れ」の部分ですね。

液タブで”ペン入れ”が速くなった理由

簡潔にいうと、液タブだと自分が思ったところに線が引けるようになった事と、そのおかげで線の描き直しをする回数が大幅に減ったのが大きな理由です。

液タブを使う前の、「板タブ」では線画に凄く時間が掛かりました。

板タブ(普通のペンタブ)で時間が掛かる主な理由。

• 自分が思ったところに、なかなか線が引けない。
• 思ったところに線を引くのに精一杯で、線の強弱まで意識できない。
• アナログとは感覚のズレが大きいのでアナログ派は慣れるの時間が掛かる。

【結果】

板タブだと思うような線が引けるまで、描き直しの数が増えるので時間が掛かる。

簡単にいうと、こんな感じです。

板タブは、画面を見ながら、画面とは別に手元で作業するので、自分の感覚とのズレが生じてしまい、慣れるまでなかなか思ったところに線が引けないです。

液タブでペン入れが速くなった主な理由。

• 自分が思ったところにダイレクトに線が引ける。
• 線の強弱を意識する余裕が生まれる。
• アナログと同じような感覚でそのまま描けるのですぐ慣れる。

【結果】

液タブだと線の描き直しが大幅に少なくなり、作業スピードも大幅にUPしました。

アナログ派の僕としては、アナログと同じ感覚で描けたので、使い心地も快適でした。快適って大事ですね…本当に。

特にアナログ派はスピードUPが期待できる

元々、アナログで原稿を描いていた人は、液タブだとそのままダイレクトに描けるので、板タブより楽にデジタルでの作業スピードUPが期待できると思います。こんな感じでダイレクトに描けます。

十分すぎる解像度:フルHD

Artist15.6の最高解像度はフルHD。今市場で出回っている標準的な液晶と同じレベルを保っている。20インチを超えるサイズでもフルHDならかなりレベルの高い描画となるので、それを13インチでみるとさらに見やすいものとなっている。

解像度が5080LPIと細かく、また、視野角も178°と広く様々な角度からアプローチしても、画質が変化し難いというメリットがあります。

XP-Pen液タブ Artist 15.6 の最大の売りでもある。Artist 15.6はAdobe色域カバー率が75%。ディスプレイの表示能力が優秀で再現度が高い。

このサイズでもフルHDは正直十分すぎるレベルだ。プロの方も満足して利用できるレベルなのでこちらはオススメ。

僕も元々はアナログで漫画を描いていました。

それがデジタルで作画するようになり、板タブを使ってどうにか漫画を描いてきましたが、結局のところ板タブに対する違和感が最後まで抜けませんでした。

その点、液タブはアナログとほぼ同じ感覚でペン入れが出来ます。

最高品質の筆圧レベルの高い描画能力

Artist 15.6 の筆圧レベルは8192レベル。今市場に出回っている筆圧感知のペンで最高レベルのもの。XP-Penから出されている他の製品も含めて現時点で描画能力は一番高い。

他にも21.5インチサイズのさらに値段が高い製品ももちろんあるが、筆圧レベルに関しては全て同じなので他の製品に引けを取るわけではない。
実際に書いてみると安い製品の1024レベルや2048レベルとは書いてすぐにわかる差が。特にブラシツールや筆ツールなどを使うとその差は歴然。これから本格的に長く使っていきたい方なら8192レベルのArtist 15.6がおすすめだ。

また、ペン自体は筆圧感知機能だけでなく、バッテリーレスとなっており、バッテリー切れで作業ができなくなる心配がありません。

また、消耗品となってしまうペン先も8本付属するため、ペン先がつぶれてしまっても安心です。

ショートカット機能

専用ソフトには、数多くのツールが搭載されていて、消しゴムの他にも、線・着色・拡大・縮小などがあります。

このツールを上手く活用していく事によって、デジタルのイラストを制作できますが、作業を切り替えるたびにツールをクリックしていたら手間暇をかけてしまいます。

そのような事になれば、作業時間が長引いてしまうだけではなく、集中力も低下しやすいので気を付けなければいけません。

そこで、本製品のペンタブ本体には『6個のボタン』が搭載されていて、ショートカットキーを活用する事ができるのです。

この機能を活用すれば、ツールをクリックする回数を少なく済ませられるので、効率よくイラストを制作できます。

ショートカットキーを設定すれば動画の様に画面を回転させたりも楽に出来ます。

このショートカット設定は凄い便利でした。

レポートレート

液晶ペンタブレット利用しようとしたら、なめらかに線を引く事ができない方は多いでしょう。

このようなケースが起きてしまうのは、利用者の腕前が悪いケースと、液タブでの反応速度が遅いケースがあるのです。

イラストを制作する腕前が悪い場合には、練習をする事で、なめらかな線を引く事ができます。

しかし、液晶ペンタブレットの反応速度が遅い場合には、専用ペンの動きについていけなくて、カクカクとした線になってしまうので注意しなければいけません。

所が、本製品は『266RPS』もあるので、なめらかな線を引きやすくなっています。

僕の場合、実際に液タブを使用してから漫画制作のスピードは3倍~3.5倍近く速くなりました。

液タブの大きさは”自分に合ったモノ”がベスト

液タブは画面が大きい方が優れていると思っている人がいたら、それは誤解です。

自分の作業環境を快適にしてくれる液タブのサイズがその人に合った液タブのサイズだと思います。

なので、僕は自分の制作スタイルに合わせて画面サイズを選びました。

僕がArtist15.6のサイズを選んだ理由

• Artist 22E Pro 21.5インチIPS=画面が大き過ぎた。作業机のスペース的にもちょっと不便。いずれ欲しいです!!ちょっと予算より高か。

• 15.6←液晶ペンタブレットの中では値段も手頃で、サイズ的にも特に問題を感じなかったので決定しました!

スペック自体も、上記の画面サイズの大きい液タブとほぼ変わらなかったのも決定理由です。

コンピュータへの接続が容易な専用接続ケーブル

画面の15.6インチは今まで使っていた板タブのワコムIntuosより広く、かといって大きすぎず、ちょうどいい感じだ。
Artist 15.6は画像のように本体側はUSB-TYPE C一本。専用の3in1ケーブル。
ケーブルは右側面にUSB-Cケーブルを一本挿すだけと非常にスマート。
専用のケーブルは先端が3つに分かれていて、HDMI(モニタケーブル)、USB、電源用のUSBとなっている。
僕のLGは机の左側に配置しているため、ケーブルの取り回しにはやや工夫が必要だったものの、接続はきわめて簡単にすんだ。
あらかじめWacomの板タブのドライバをアンインストール。これをちゃんとしないとドライバがコンフリクトしてトラブルとなるらしい。
付属したCD-ROMからではなく、XP-Penの公式ホームページ(ちゃんと日本語だった)に行って最新のドライバを落とし、インストール。
XP-Pen Artist 15.6 日本公式ブランドサイト : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/229.html
電源を入れるとあっけないほど簡単に使えるようになった。

15.6の画面サイズは小さいのか?

15.6のレビューを色々読んでいると、15.6では画面が小さいと言ったようなレビューもたまに見るのですが、う~ん…どうでしょうか?

こればっかりは、感じ方は人それぞれとしか言いようがありませんが、僕の場合は15.6の画面が小さいという理由で不便を感じた事は無いです。

確かに、Artist 22E Proに比べれば小さい画面ですが、実際に紙に絵を描く時でも、描いている手元のスペース自体は結構小さい範囲で作業していたりしませんか?

僕は自分が実際にアナログで紙に描いてることを考えて、手元の作業範囲はそこまで大きい必要はないと思い判断しました。

なので、僕の感想としては、XP-Pen Artist 22E Proに比べれば画面サイズが小さいのは確かですが、Artist15.6の画面サイズで不便を感じた事はない、といった感じです。

液タブを使うメリットがある人

• 板タブでペン入れしていて、今の作業環境に不満がある人。
• アナログ作画から初めてデジタルへ移行しようと思っている人。
• 漫画制作のスピードUPが必要な人

特に、アナログ派でデジタルの漫画制作のスピードUPを望んでいるのでしたら、液タブは間違いないと思います。

液タブを使うメリットがない人

• 現在すでに板タブで自分が思うような絵が描けてて何も不満が無い人。

ズバリ、板タブ派の人はそのままでも良いかもしれません。

補足:板タブには液タブに比べると、はるかに安価で導入できるメリットがあります。

デジタルで最初に板タブを選ぶ理由として、使い勝手や操作性よりも、実は値段の都合で、板タブを選んでいる人が多いと思います。(僕も最初はそうでした…。)

それも一つの選択肢ではありますが…。

作業環境に投資してでもスピードUPをしたい人なら液タブは良い道具だと思います

アナタが今の作業環境に満足しているなら、液タブを購入する必要は無いと思います。

しかし、現在の作業環境に不満があったり、疑問を感じているのなら液タブ導入を検討してみたほうが良いと思います。

今振り返ると板タブに慣れるまでの時間は相当なロスだったと思いました。

ハッキリ言うと無駄な時間だったと思います。

価格で板タブと液タブを天秤にしてはいけない!ってのが僕の体験した答えです。

液タブだとアナログの感覚で、ほぼそのまま描けます。

慣れるまでの時間がめちゃくちゃ短縮されます。

道具に慣れるまでに何ヵ月も時間を費やすより、その時間で漫画をサクサク描いている方が断然良いです。

これも液タブを導入した後だからこそ、自分の経験として言えることですが、

「液タブ…めっちゃ楽です!」

その上、もしペン入れに失敗しても、やり直しが何度でも気軽に出来るのでアナログより便利です。

最初は初液タブ・海外製ということもあり調整に苦戦しましたが、慣れたら描き心地もよく満足してます,ノートの落書き感覚で描けるのが楽しい!

まとめ

XP-Pen液タブArtist 15.6のには色々な便利な機能が付いているのが特徴的です。

より綺麗な文字を書くことができ、見やすい画面を取り入れており、作業効率もしっかりと上げる効果も期待できるのです。

タブレットの角度を調整できたり、着脱式で持ち運びが便利なのも使いやすいところです。Artist 15.6はスタンドが別売。

感度のいいペンでの操作もスムーズにでき、オリジナルの文章をサクサクと書くこともできる便利なタブレットです。

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30/10/2018

XP-Pen Artist 13.3 液晶ペンタブレット レビュー : 激安の Wacom 液タブ Cintiq 比較

XP-Penから平成3 0年4月5日に発売された、液晶タブレット:Artist 13.3 をさっそく購入した。
これまではXP-Pen DECO 01を使っていたが、以前から液晶が欲しかった。しかし22 ProとかArtist 22E Proは高価で手が出なかった。それに持ち運びできるやつとなると、やはり今回のArtist 13.3が有利だ。、サイズの点でも隣にあるIPADよりは十分大きく感じる。

XP-PENは2005年創立のペンタブレット、液晶ペンタブレットの生産販売メーカー。XP-PENの連絡先を見ると中国のメーカーのようだ。他中国ペンタブメーカーとの違いは日本語のがあること、現時点ではあまり多くないが日本語のヘルプページも備えていることだ。日本語でのオンライン問い合わせも可能。サポートの対応はややカタコトの日本語ながら誠実に対応してくれると評価は高い。“XP-Pen”はペンタブレットを扱う有名なメーカーです。同社の代表的な製品としては、ペンタブレットの下位モデル『Star』や上位モデル『DECO』が挙げられます。

タブレット、ペンタブ、液タブとは?

パソコンを使って描かれた絵は“デジ絵”なんて呼ばれていますが、マウスでデジ絵を描くのはなかなか難しいものです。

デジ絵を描くための便利ツールとして“ペンタブレット”が挙げられます。“タブレット”と聞くと『iPad』や『Nexus』などといったタブレット端末を思い浮かべるかもしれませんが、これらタブレット端末はコンピュータの1つであるのに対しペンタブレットはマウスと同じ単なる入力機器なので、全く異なります。

ペンタブレットは、“ペンタブ”とも言われます。パソコンを長く使っていても、デザインやイラストに関わったことのない人はペンタブを使ったことがないかもしれません。ペンタブを簡単な言葉で表すのであれば、“ペン型のマウス”でしょうか。

専用のペンの先端をタブレット(板)にあてることで、マウスポインタを操作することができます。実際にペンを持って絵を描く感覚で、デジ絵を描くことができる優れものです。ペンタブは単にマウスポインタを動かすためだけのツールではなく、筆圧感知機能も備えています。最近の上位モデルのペンタブであれば、傾き感知機能も備えています。

デジ絵を描く上でペンタブは必須とも言えるアイテムですが、実際にインクが出るペンではなく、描画されるのはあくまで画面側なので、常に画面を見ながらペン先を動かす必要があります。慣れれば全く問題ありませんが、慣れるまでがちょっと大変です。

そこでペンタブと似た製品として、“液晶ペンタブレット”というものがあります。略して“液タブ”です。液タブもペンタブと同じくペン型の入力機器であることに代わりはありませんが、専用のタブレット(板)形状の画面に直接ペンをあてて描けるのが大きな特徴です。ペン先からインクが出るわけではありませんが、タブレット形状の画面にペン先をあてたとき、タブレット形状の画面に描写されるため、ペンタブよりも扱いに慣れやすい製品です。感覚としては、“絵を描くことに特化した『iPad』”でしょうか。

操作に慣れやすい液タブは、ペンタブよりも高価な製品です。また、最近のペンタブは、ペンを滑らせたときの質感が紙に近づくよう改善されていますが、液タブは画面上をペンが滑るため、ペンタブよりも書き味は劣ると言われています。
僕はイラストレータではないものの、デザインをする上でペンタブをちょこちょこ使ってきました。しかし、いつまでたってもペンタブの操作に慣れなかったので、深夜のテンションで何も考えず購入したのが『XP-Pen Artist 13.3』という液タブです。

購入の際、いちばん気になったのがやっぱり価格です。中国メーカーの格安液タブが安くて魅力的!XP-Penなどが特に人気なようですが、価格面ではほんとうに魅力的!でも膝に抱えて使うなら13〜15インチのモニターが限界だと思うので、XP-PenのArtist13.3またはArtist15.6が最終候補に。公式店 : https://www.storexppen.com/buy/artist13_3.html

今回は宅配でXP-Pen製の液晶ペンタブレット[Artist 13.3]を買取ました。こちらは元箱などの付属品がすべてそろっており、使用感もすくない大変きれいな状態でした。XP-Pen Artist 13.3 日本公式ブランドサイト : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/203.html

お手頃サイズなのにプロ仕様の『Artist 13.3』

Artist 13.3特徴

表示サイズ : 13.3型(293.76 x 165.24 mm) 
最大輝度 : 250cd/m2 
最大解像度 : 1920 x 1080 
視野角 : 水平178度 / 垂直 178度 
色域 : AdobeRGB比 75% 
読取り解像度: 5080LPI 
筆圧:8192レベル
読み取り速度 : 266 RPS
インターフェース : HDMI + USB Type-C 
消費電力 : 9W以下 
外形寸法 : (W)389 x (D)250.7 x (H)14 mm 
厚さ:6 mm
重量 : 約1.5kg (スタンドを除く) 
バンドルソフト : なし
対応OS: Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。対応ソフト:openCanvas、SAI、Clip Studio、Photoshop、GIMP、Painter等のソフトです。 
付属品 : スタンド、P05パッシブペン、替え芯8本、3in1ケーブル、マニュアル、クリーニングクロス、HDMI Mac変換アダプターケーブル、二本指グローブ

化粧箱がすばらしい…

化粧箱がApple製品かのような感じに進化してすごく高級感が出ました。そうなると(仕事がら)逆に気になるのは詰めの部分。「Thanksgiving Card」が付いているのですが、日本語の文章と使っているフォントが微妙なんですよね。たかが挨拶カードではありますが、これって家で例えたら玄関ですよね。わざわざつけるんだったらきちんとしてほしいと思いました。せっかく日本支社もあるんだからそういう細かい部分もチェックしてほしいですね。

まずは見た目をチェック

省スペースを追及した薄くコンパクトなボディ 
コンパクトでありながら、ワンタッチでショートカットを実行できる
カスタマイズ可能な6つのファンクションキー。 
デスクトップ型のXP-Pen Artistの魅力の多くを搭載し、作業効率の向上を可能に。
利き手を問わない上下対称のデザインで、快適なクリエイティブ作業環境を提供します。
ご覧のように小さい、うっすい!まるでペンタブ間隔ですがHDの液タブです。便利になったよー 。

Artist 13.3について

フルHD(1920×1080ドット)対応1677万色表示のIPS液晶搭載 
高解像度のフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイは、178°の視野角、1677万色表示を特色とし、
さまざまな角度から見ても高品質な表示を実現。

『Artist 13.3』の画面サイズは 13.3インチ で、画面解像度は 1920x1080 のフルHDとなっています。サイズは375x248x14mmで重さは1.2キログラム!入力エリアもDECO 01のサイズは10x6.25インチ。対してArtist 13.3は293✕165mm……

画面サイズに関しては『MacBook Air』の13インチモデルと全く同じなので、横に並べて比較してみました。単なる液晶画面ではないため『MacBook Air』よりも少し大きくなっていますが、このサイズで液晶ペンタブレットというのは驚きです。

続いて『iPad mini』との大きさ比較。比較対象として『iPad mini』を選んだ深い理由は特にないのですが、こういった製品のサイズをある程度知るためには、身の回りの製品と比較するのが良いのかなと思っただけでし〜。

縦横のサイズだけでなく、とても薄いのも魅力の1つです。最厚部 18mm の『MacBook Air』と比較してもこの通り。

重量は 1.5kg なので『MacBook Air』の11インチと13インチの中間くらいに該当します。
これだけスリムなサイズで、重量も軽い液晶タブレットは他にはないでしょう。XP-Penが“持ち運びも簡単”と謳っているように、苦労せずに持ち運びできそうです。

液晶自体もかなり発色良く、細部までくっきりと表示してくれます。IPSなので角度をつけても色の変化がなく、絵を描くという用途において必要な性能は全て押さえている印象です。

また、IPS液晶を採用していることで、角度を変えても色が変わらないのが良いとも話し、これは、どんな置き方でも描くことができる、自由度の高い「Artist 13.3」にとって大きな利点と言えそうだ。

P05ペンは充電不要に進化

8192レベル筆圧機能を備えた新デザインのP05 
XP-Pen Artist 13.3は新デザインの「P05 」を採用。
8192レベルの筆圧機能と傾き検出機能に対応し、
より快適なエルゴノミクスデザインを追求したP05 は、
繊細な操作性と快適な書き心地を提供します。
ペンも “8192レベル筆圧機能” って書いてあるから描き味も全然問題なさそう。高精度、低遅延、そして低いオン加重(=力を加えていない状態でも入力を検知できる)が特徴の専用ペン。
ペンは持ちやすく、標準のペン先の感触も私の好みです。画面上を軽〜く滑らせるだけで、細い線から強い線まで、くっきり滑らかに描けます。
「描く」という行為のストレスが極限まで抑えられているのは、本当に助かりますね。
(今さらですが)これは新しい画材だな!と思いました。ソフトウェアで描き味を調整できる画材。特に目的がなくても、いつまでも触っていたくなります。
Artist 22E Pro のペンは充電式でしたが、Artist 13.3は充電不要のペンに進化しています。充電池がないためペンも従来のものに比べ細身になり軽くなっています。

ケーブル1本で接続できる手軽さが素晴らしい

コンピュータへの接続が容易な専用接続ケーブル 
そして、これまでにない新しい専用接続ケーブル(3分岐ケーブル- 電源ケーブル,USB-Cケーブル,HDMIケーブル)で、
煩雑になりがちなケーブルをコンパクトにまとめることができ、
コンピュータへの接続を容易に行うことが可能です。

液晶タブレット本体側が「USB-C」、PC及び電源側が「USB」(PC)、「HDMI」(PC)、USB(電源)になっているコード1本で接続します。

しかし『Artist 13.3』には、これら3つのケーブルを1本にまとめたケーブルが付属していました。タブレット本体に挿すケーブルは1本で、その1本のケーブルの途中から3つに分かれている感じです。たった1本ケーブルを挿すだけで使えるのは、見た目の点からもかなり助かります。

そして早速セットアップ。13インチの方が接続は難しくない、という物の「接続はUSB-CかminiDisplayPortのみ」というのは、少し気をつけなければいけない点かも。パソコンによってはHDMIとDVIくらいしかモニター用の端子が付いていない物もありますしね。

僕のマシンは運良くDisplayPortが付いていたため、DisplayPort〜miniDisplayPortのケーブルさえ買えば問題なく繋がりました。良かった。
ドライバをインストールし無事表示。Photoshopなど使ってみましたが、明らかに従来の物より滑らかです。コレ、ちょっといじればPhotoshopでもペン入れ出来るくらい反応良いかも知れません。

使い方

製品に同封されている説明書は最低限のものです。説明書は公式でダウンロードできます。最新ドライバーのダウンロードも必要ですし 。

ペンタブってドライバがとても重要なので、ドライバのサポート継続が安定しているメーカーが良いと思いました。

また動画をいろいろ見ているうちに、線の抜きの様子がアナログに近く、描きやすそうでした。

画面表示が若干青が勝っているように感じます。これは、ドライバーで画面の設定を「sRGB」に変更すると、治まります。

あと、キャリブレーション(タッチペンの入力位置の調整)は気軽にできるので、ずれたなと思ったらやり直した方が良いです。最初にキャリブレーションした時と、絵を描いているときで、自分の頭の位置が違っていて視線の角度が変わっている場合があります(^-^;

 また、画面にはノングレアのフィルムが最初から貼ってあります。間違ってはがしてしまわないように注意して下さい。

ポータブル性に優れるシンプルな仕様

Artist 22E Pro は背面に出っ張りがあり角度調整のスタンドも付いているので据え置き型という感じですが、このArtist 13.3にはそういった出っ張りのたぐいはなく、薄く、軽くなっているので、携帯して外出先で使いたいという用途をお持ちならArtist 13.3もしくはArtist 15.6を選んだほうがいいでしょう。

別売りのスタンド

Artist 13.3は角度調整のスタンドが付いていないので、この別売りのスタンドを一緒に購入することをオススメします。スタンドがないと角度をつけるのに片手で液タブを支えるか雑誌など重ねて置いて描くことになるし、セカンドモニターとして使う際に困ります。メーカーサイトを見るとArtist 12HD に最適化されているとあるのですが、Artist 13.3でも問題なく使えるようです。

XP-Pen Artist 13.3 液タブ 液晶ペンタブレット を使用しての感想

初心者が入門用として使用するには十分なものだと思います。4万円弱で、手元の液晶画面で絵が描ける環境が整うというのは、素晴らしいことだと思います。初めて液タブを買う人だけでなく、ベテランでも満足出来る品質だと思います。オススメです。

そんなこんなで、XP-Pen Artistの13.3インチはおおむね快適。「2Kで大丈夫かな?」と思っていたものの、全く問題ありませんでした。表示は滑らかで発色も良いです。

「何度も書き直しができる」、「いろんな色を塗って比較できる」というのは、アナログにはないデジタルの魅力で、イラストを描く敷居が低くなりそうで、とても満足しています。

液晶タブレットと言えば日本メーカー「ワコム」さんの製品が高く評価されていますが、如何せんお値段が倍近くします。そこは、購入される方それぞれのスキルなり、お財布なりとの相談にはなるかと思いますが(笑)、本機も値段なりの性能は充分にあり、安かろう悪かろうではない、と思いました。

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